【オクトパストラベラー 大陸の覇者】ドット絵で織りなす古き良きJRPG|20時間プレイレビュー

TOTAL

7.5

オクトパストラベラー 大陸の覇者

レビュー

  • 美麗な情景とドットキャラクターたち
  • 暗いが面白味のあるメインストーリー
  • シンプルだが戦略性の高いバトル
  • 使いづらいファストトラベル
  • 退屈なサブストーリー
  • 固定の主人公不在による没入感の薄さ

8

グラフィック

7

快適性

7

UI

8

音楽

※筆者は前作《オクトパストラベラー》は未プレイです。

2018年にNintendo Switch(NSW)で発売されたタイトルのスマホ版。
本作はNSW版(前作)の数年前が舞台となりますが、前作が未プレイでも問題のないストーリーとなっています。

スマホでプレイできるRPGとしては高い完成度であり、ネットワーク環境は必要ですがゲーム自体はソロ専用となっているため周りを気にせずプレイすることができます。

ガッツリでも、暇つぶしでも、どちらの気持ちでも充分に楽しめるRPGに仕上がっています。

この記事の内容

タイトル情報

製品名オクトパストラベラー 大陸の覇者
プラットフォームiOS|Android
ジャンルシングルプレイRPG
発売元スクウェア・エニックス
開発元スクウェア・エニックス
発売日2010年10月28日

美麗な情景とドットキャラクターたち

本作の最大の魅力は、その情景とドット絵で描かれるキャラクターたちにあります。
ドット絵のタイトルとしては珍しく『Unreal Engine』が採用されており、それ故に情景の表現が美麗。
建物の質感も非常によく表現されており、新しいマップに入るのを楽しみにさせてくれます。

また日本人の古参JRPGなら特になじみの深いドット絵のキャラクターたち。
『スクウェア・エニックス+ドット絵』というだけでワクワクしちゃうあたり、相当刷り込まれていますね。
物足りなく感じるのは敵キャラクターがグリグリと動かないところくらいでしょうか。

残念な点としては、一部のキャラクターイラストの構図が似通っていること。
★4以下は既視感がありモブっぽいキャラクターがいることも事実。
製作の都合上、仕方ないと言えば仕方ないんでしょうね。

シンプルだが戦略性の高いバトル

本作のもう1つの魅力はバトルシステムにあります。
弱点を突くことで敵のシールドポイントを削り、ポイントが0になると相手はブレイク。
ブレイク中は相手は1ターン行動不可となり、より高いダメージを与えることができるようになります。

敵によっては弱点をつかないとほぼダメージが与えられないようになっており、弱点をつくことが非常に重要となります。
あらかじめ弱点が分かっている場合は、弱点属性を持つ見方を多く編成する。弱点が分からない相手の場合は、満遍なく属性を散りばめて編成するといった具合です。

編成できるキャラクターは前列4名、後列4名の計8名。
弱点の要素から8名だけを育成すれば良いだけでなく、様々なキャラクターを育成する価値があります。

しかし、アプリがゆえにキャラクターにレアリティがあり、入手方法もガチャのみ。
ガチャを引くためのアイテムは比較的入手可能ですが、この辺りがオンラインアプリの欠点と言えば欠点となります。

(2020年11月時点では、巷のアプリと異なり高額課金しないとどうにもならないバランスではありません)

面白いメインストーリー/退屈ぎみなサブストーリー

ストーリーについてはメインとサブで評価が大きく分かれます。
メインストーリーは陰鬱な内容が多いものの、それがシナリオを引き立てており先が気になる要因となっています。
ネタバレなのでここでは明言しませんが、とあるストーリーの展開は子どもがまだ幼い私にとって胸糞(誉め言葉)でした。

しかしその反面、サブストーリーにはやや残念なものも多く見受けられました。
そもそも内容が浅く、ただMAPを歩かされている印象を受ける内容が多い。
そして題材が同じものを扱っているものがあり、この辺りのディレクションが手抜きなのではと感じました。

サブストーリーはいわゆるキャラクター個別のストーリーであり、ここがキャラクターの魅力の見せ所です。
この辺り含めて、固定の主人公不在による没入感の低さを増長しているように思えます。
もちろん、全てのキャラクターの魅力が乏しい訳ではありませんが、乏しいキャラクターが多いのも事実です。

ただし「シナリオは面白いのに★3だから使いづらい。」といったジレンマも発生しづらい利点もあります。
また、味方側と比べて、特に敵ボスのキャラクターは非常に濃く印象に残ります。
そのような効果もあるため、一概に完全に否定するものではないとも感じます。

総評

本作最大の魅力は美麗なグラフィックとシンプルかつ戦略性のあるバトルにあります。
トッド絵と組み合わさったグラフィックは、古さを感じさせながらも最新作と呼ぶに相応しいクオリティに。
バトルはレベル補正がやや高いものの、パーティーの配列や組み合わせなどの事前準備から考える必要がある奥深いものとなっています。

メインストーリーも、暗い内容が多いものの先が気になる内容となっておりプレイする者を飽きさせません。

JRPGらしくコツコツレベルを上げて強敵に打ち勝つ面白さが本作にはあります。
ストーリーを進めることでマップが広がっていく楽しさもあり、まさに古き良きJRPG。

ネガティブなポイントとして、退屈な内容が多いサブストーリーと、固定主人公不在による没入感の低さが挙げられます。
サブストーリーもおつかい要素が多く、題材が被っているものがあるなど、バリエーションや面白味に欠けています。
固定の主人公不在は、ガチャシステムとの共生ができている反面、ややストーリーへの没入感を阻害する要因になっています。

また、前項で述べた通り、キャラクターにはレアリティがあり、入手方法は原則ガチャのみ。
そのため、思い通りのキャラクターを使うことができず、ガチャ運次第で難易度が上下する問題もあります。
この辺りはオンラインアプリがゆえに仕方ない部分となります。

一部ネガティブなポイントはあるものの、本作は総じて高いクオリティであり、スマホでプレイできるソロ専用のオンラインRPGとしてオススメできる完成度となっています。

© 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

オクトラブログ表紙

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ゲーム大好きパパゲーマー『まげる』が、独断と偏見でお送りするゲームブログです。

メインはプレイしたゲームの感想レビューとなり、ゲームに特化した記事を投稿しています。

ゲームに対しては甘口ですが、開発者に対しては辛口傾向にあります。

一応、10年以上ゲーム業界で働いているゲーム屋でございます。
(だから開発陣には身内感あってちょっと辛口)

コメント

コメントする

この記事の内容
閉じる