【アベンジャーズ】キャラゲーではなくスルメゲー?|低評価になった理由と問題点を解説

本日取り上げるゲームは《Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)》

近年、映画シリーズである《マーベル・シネマティック・ユニヴァース》が大人気のため、世間の注目度も高かったアベンジャーズのコンシューマ最新作。

しかし、発売2週間前に配信されたβ版では不評が目立ち発売前に不安を残す結果に。

実際に私もβ版からプレイしましたが、期待度が高かったために非常に残念な気持ちになりました。

そして発売後……β版からの評価が覆ることもなくやはり不評が目立つような結果となっています。

どうしてこのような結果になったのでしょうか。

不評となった理由と問題点をまとめつつ解説していきます。

この記事の内容

タイトル情報

製品名Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)
プラットフォームPS4|PS5|XBOX ONE|Steam|STADIA
ジャンルアクションRPG
発売元スクウェア・エニックス
開発元クリスタル・ダイナミックス
発売日2020年9月4日
Metacritic(メタスコア)69
Metacritic(ユーザースコア)5.5
Amazonレビュー(JP)2.6
Steamほぼ好評
※レビューは2020年9月11日時点のもの

Metacriticのメタスコア・ユーザースコア、Amazonレビュー(JP)のすべてにおいて低評価と言える平均点となっています。

特にAmazonレビュー(JP)に関しては、星2と星1の合計が50%を超えるほどの低評価。

しかし、Steamの評価に関しては「ほぼ好評」と全く違った側面を見せています。

これは後ほど内容については触れていきますが、そのゲーム性にあります。

簡単に説明すると、本作はゲーマーであるほど楽しみを見いだせる要素があるタイトルとなっているからです。

それでは本作の低評価となった理由から解説していきましょう。

低評価の理由

不評となった主な理由を3つ取り上げていきます。

  1. ロード時間が長い
  2. バグ、フリーズが多い
  3. 敵が強すぎる

ロード時間が長い

何といっても今作はロード時間が長い!

マップや画面の切り替わりに伴うロード時間はまだ待てるものの、死亡(倒された後)から復帰までのロード時間の長さにはストレスが溜まります。

時間にして40秒ほどは掛かります。

本作、敵の攻撃が強くアベンジャーズが思ったよりもあっさりと倒されることが多い。

特に映画から本作に入った人は、序盤のハルクの柔らかさに困惑しつつ何度も死ぬことになるはずです。

するとこの地獄のようなロード時間を何度も体験することに。

本作は違った意味で死ぬのが恐ろしいタイトルとなってしまっています。

バグ、フリーズが多い

かなり大きめの容量のアップデートが入ったものの、それでもバグの多さが報告されています。

Twitterで報告されている一部バグをご紹介。

フリーズも特にオンラインでは多発しており、正直まともにデバッグをしているか怪しいレベルで大きいものから小さいものまで不具合が発生しています。

ちなみに、日本なら通常は発売のGOサインは出ないものですが……海外ですとこの辺りは甘めなところも多いためGOサインが出たのでしょうか。

敵が強すぎる

本作ですが、特に序盤は敵が異常に強いです。

イージーにすれば多少マシになりますが、あのハルクが数発以上殴らないと倒せないうえに、逆にハルクを数発で倒してくるような攻撃を繰り出してきます。

あのハルクですよ?

このゲームは普通の人間であるブラックウィドウから神であるソーまでを扱えるゲームのため、敵の強さの調整は非常に難しいのは間違いありません。

それだとしても、あのハルクを雑魚敵がフルボッコにしてしまう難易度を序盤から設定するのはどうでしょうか。

ちなみに、敵が強すぎる印象はキャラクターのレベルが上がるにつれて薄れてはいきます。

それでも「無双シリーズ」やディアブロなどのハクスラタイトルと異なり、敵をなぎ倒すように次々と倒していけるようなゲームとは違うということは言っておきます。

高評価な理由

本作にも高評価な点が幾つかあります。

  1. アベンジャーズのキャラクターが扱えること
  2. レベルが上がってくることで楽しくなってくること
  3. ハクスラ要素があること

アベンジャーズのキャラクターが扱えること

本作は映画ではなく原作のアベンジャーズを重視した造形になっていますが、あのお馴染みのキャラクターたちを操作することができます。

アイアンマン、ソーは飛ぶこともできますし、ハルクのパワフルなアクションも楽しむことができます。

キャンペーンモード(ストーリー)は短いものの、アベンジャーズの新作を楽しむこともできますし、アベンジャーズが好きな方には魅力的な要素は間違いなくあります。

レベルが上がってくることで楽しくなってくること

先ほども書いた通り、本作はレベルが低くスキルが揃わないうちは、容赦なく敵にフルボッコされてしまうゲームです。

しかし、レベルが上がりスキルが整うことで、今まで使いづらかったスキルも使いやすくなったり、「避けて→攻撃して」といった地味な戦闘もスキルを駆使した気持ちの良い戦闘に変わっていきます。

序盤はハルクでも敵からフルボッコにされるのが本作

少々忍耐は必要ですが、序盤の数時間さえ耐えてレベルを上げていけば、おそらく皆さんが最初にイメージしたゲームに近づいてくるのかなと思います。

ハクスラ要素があること

本作はキャンペーンモード(ストーリー)はオマケに過ぎず、本番はストーリークリア後のハクスラ要素になります。

いわゆるステージを周回してアイテムを集めて強くしていくという遊び方。

ディアブロのように敵を倒すとアイテムがドロップして装備が揃うというよりも、クエストをクリアしていくような要素。

よって厳密にはハクスラでは無いと思いますが、やり込み要素が確実にあると言えます。

マルチプレイせずとも、ソロでも十分に楽しめるので、コツコツとアベンジャーズたちを強化していく楽しみはありますね。

まとめ

本作《Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)》は、β版配信後から発売後まで不評が絶えないタイトルとなってしまいました。

理由として「ロード時間」「バグやフリーズ」「レベルデザイン」といったゲームの基礎部分に粗が目立つのが主な原因となっています。

個人的にプレイしていると、初期設定の画面の揺れが激しかったり(設定で調整可能)、カメラワークが悪かったりと他の問題があるのも事実です。

しかし、最大の問題は「レベルデザイン」の失敗にあると思います。

序盤の敵の強さ(アベンジャーズの弱さ)は、ちょっと調整が雑だなと感じました。

数時間我慢してプレイすれば面白くなっていくというのはゲームとして悪いことではないですが、それでも序盤に最低限の面白さが必要です。

本作は、無双っぽい皮を被っている割に、序盤はヒット&アウェイをしなければ勝てないようなシビアなゲームに仕上がっており、見た目の派手さや爽快感に裏切られた感が半端ありません。

もう少し序盤は爽快に楽しませつつ、中盤で徐々に敵が強くなっていき、後半は多少の工夫が必要というのがゲームの作り方としては王道です。

本作が厄介なのは難易度の一旦を「操作性の悪さ」が担ってしまっていること。

操作性がもう少し良ければ我慢できる部分もあるのでしょうが、操作性が絶妙に悪いんですね。

ボタンアクションに対してキャラクターの動きが鈍い印象を受けました。

これは好みがあるのであくまでも「私は」と付け加えておきます。

アベンジャーズという題材を使ったことで、世間的にはキャラゲーの位置付けとして期待された本作ですが、キャラゲーの皮を被った硬派寄りのハクスラっぽいタイトルに仕上がっています。

アベンジャーズを気持ちよく操作するためにプレイしたい人は、序盤の数時間を我慢できるなら購入もありです。

しかし、映画のアベンジャーズをイメージしてプレイしたい人は、序盤のギャップに苦しむ可能性もあるため、購入を見送るか、安くなったベスト版(その頃までにはかなりアップデートで良くなっているはず)まで待って購入した方が良いと思います。

\本作が気になった人はこちらから/

マーベルアベンジャーズ_ブログ表紙

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この記事を書いた人

ゲーム大好きパパゲーマー『まげる』が、独断と偏見でお送りするゲームブログです。

メインはプレイしたゲームの感想レビューとなり、ゲームに特化した記事を投稿しています。

ゲームに対しては甘口ですが、開発者に対しては辛口傾向にあります。

一応、10年以上ゲーム業界で働いているゲーム屋でございます。
(だから開発陣には身内感あってちょっと辛口)

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