【創の軌跡】久しぶりの良作。零から続く物語の最終章!|70時間プレイレビュー

TOTAL

4/5

英雄伝説 創の軌跡

  • 複数主人公によるストーリー
  • ハイスピードやスキップなどの高い快適性
  • やり込み要素(夢幻回廊)
  • 変化の乏しいバトルシステム
  • パッケージ〇欺なストーリー

4/5

ゲーム性

5/5

快適性/UI

3/5

グラフィック

4/5

音楽

ほぼ恒例となっている2年ぶりの《英雄伝説》最新作。

初の3人主人公を採用。3つの視点から1つの物語を紡いでいく内容となっている。

物語の内容としては、前作《英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-》の完全続編(ほぼエピローグの延長)

ファンにはたまらないが、新規顧客は完全お断りという男らしさ(割り切り)を感じる。

特に《軌跡シリーズ》の4作品目である《零の軌跡》以降に登場したキャラクターは、ほぼ全てが登場するオールスター的な作品。

過去作からの因縁も多いためシリーズ未プレイの方にはツライ内容。

ほぼ変わらないシステムは、実家に戻ってきたような安心感を与えてくれるものの、知り尽くしているが故に最初から既に作業感あり。

《軌跡シリーズ》自体を『プレイするラノベ』と思っている筆者としては問題なし。

《閃の軌跡Ⅱ》あたりからつまらなくなったシナリオ・展開について、本作ではそこそこ持ち直した印象。

とりあえず、零から閃まで続いた『クロスベル×帝国』の物語も一区切り。

《零の軌跡》が発売されたのが2010年のため、かれこれ10年……さすがに長い。

この記事の内容

タイトル情報

製品名英雄伝説 創の軌跡
プラットフォームPS4
ジャンルストーリーRPG
発売元日本ファルコム
開発元日本ファルコム
発売日2020/8/27
CEROC:15才以上対象
Amazonレビュー3.8(※)
※Amazonレビューの点数は通常版の2020/10/16時点のもの

システムに関しては安定の快適度

バトルをはじめ、システム周りは基本的に初代である《空の軌跡FC》から大きな変更は行われていません。

今作も新規要素は存在しますが、根幹に変更がないためあくまでもオマケ程度。

良く言えば安心して遊べる、悪く言えば進化が全くないマンネリ化。

個人的には前者「安心して遊べる」の方を強く感じています。

ゲームのルールってイチから覚えるのは意外と脳みそを使います。手に馴染んできた頃にはゲームはもう終盤……なんてことも珍しくありません。

基本的な路線を変更しないことで、スッとゲームに入っていけるのは非常にストレスレス。

本作はストーリーメインのゲームタイトルとなるため、システムに大きな変更を加えないのは利点だと感じます。

しかし、この点を欠点だと捉える人も少なくありません。

実際にレビューなどではそのような意見もチラホラ。

確かに15年も同じようなシステムは飽きがきてしまうのかもしれませんね。

その点においては《ドラゴンクエストシリーズ》も同じですが、あのコマンドシステムは歴史の深みも異なるので説得力が違います。

その意味においては、次回作で多少の変化を加える必要はあるのかもしれません。

実際、ゲーム内でシステムに変更が加わることを示唆するような表現もありました。

古き良きJRPGは受け継ぎつつ、新しい要素を導入してアクセントとしてくれることを期待したいと思います。

リィンとロイドは「お疲れ様でした」と感じたストーリー

本作は、クロスベルの再独立をベースにしつつ、そこに《閃の軌跡》の要素を足し込んだような作品となっています。

《閃の軌跡Ⅴ》に思えなくもないですが、どちらかと言えば《碧の軌跡》の続編というべきでしょう。

その意味で、よりロイドが中心を担っており、残り2人の主人公(リィン、C)が脇を固めています。

《碧の軌跡》のラストで消化不良だった人も、本作をプレイすることでスッキリしたのではないでしょうか。

そんなロイドだけでなく、リィンも本作で色々と描き切ったため、当面はプレイアブルで登場せずとも良いと感じています。

クロスベルという物語が収束したロイドはもちろん、《閃の軌跡》から見続けてきたリィンも流石にお腹いっぱい。

リィンはカッコイイのですが、他の主人公たちと比べると個性に欠けるんですよね。

没個性は、ある意味で変な感情移入をしないで済むのですが、その割に設定だけはモリモリというちょっと可哀想なキャラクターだなと。

ようやくひと段落ついたので、最終決戦まではお休みしてもらいましょう。

逆に、Cことルーファスに関しては、予想以上に良い物語を見せてくれたと思っています。

4人固定で物語が進行していくため、他のルート(リィン、ロイドルート)と比べて会話のやり取りがスッキリしていました。

また、数少ない新キャラクターであったスウィンとナーディアも思った以上に良いキャラクターでした。1対1のしっかりとしたカップリングも久しぶりですから。

エステルとヨシュアの2人の違った形を見せてもらった気分です。

そんな2人は今回でサヨナラするには惜しすぎるキャラクターなので、ぜひとも次回作以降もプレイアブルで登場して欲しいですね。

ちなみに……エステルとヨシュアは、初代主人公とは思えないほどの扱いになっており残念。

《空の軌跡2nd》をプレイし終わった際、それ以降のシリーズにおける2人の成長を楽しみにしていました。

結社との因縁もありますので、最終章の主人公はエステルとヨシュアに戻ることも期待していたほどです。

しかし、ロイドやリィンに押し出された結果、2人は完全な脇役となってしまいました。

この後、改めて2人にスポットが当たることもあるかもしれませんが……今回の扱いを見るに難しいのかな。

次回作は”カルバート共和国編”で決定

《創の軌跡》発売後の2020年10月1日に本作の大型アップデート『夢幻の彼方へ』が実装されました。

そこで次回作に連なる”予告編”とも言える新しいエピソードが配信。

  1. もう一つの温泉郷
  2. ある少女の学校生活
  3. そして、乙女は剣を手に進み続ける

『もう一つの温泉郷』はリィンを主人公としたお話であり、八葉一刀流に関するエピソード。

東方風の装具を纏った”姫”と呼ばれる人物が登場します。

ある少女の学校生活』は、とある事情で共和国の学校へ転入した”レン”に関するエピソード。

レンもすっかり成長して少女から女性へ。

その中でヴェルヌ社が新しい次世代戦術オーブメントを独自開発したという内容があります。

『目玉となる各機能にも独自の技術か盛り込まれている』

おそらく次回作の主人公たちは、この新型オーブメントを使用することになると予想されます。

これがバトルシステムに大きな改修が入りそうと言った理由です。

そして最後『そして、乙女は剣を手に進み続ける』

こちらは本編の序盤でも会話に出ていた『共和国の最年少A級遊撃士』に関するエピソード。

その名も、《剣の乙女(ソードメイデン)》エレイン・オークレール

学校を卒業したばかりであり、お酒も飲んでいたことから18~20歳くらいでしょうか。

なお、このエピソードの中に暗殺組織のようなものが登場しましたが、こちらはスウィン・ナーディアが所属していた組織かと。

次回作で、このエレインとスウィン、ナーディナ(ついでにルーファス、ラピス)が絡むのも面白そうですね。

次回作がこれまで同様に単品の主人公なら、主人公はおそらくエレインになる可能性が高いと思われます。

もしくは、今回評判の良かった3人主人公制を再び採用して、今回のエピソードに登場した3人の女性を主人公とするのも面白いですね。

何にせよ、次回作が発売されるのは早くて2年後(今までのペースを考慮すると)

新たなる希望と絶望と共に。

創まりの先へ

次回作はいよいよ待望の共和国編! 

物語も最終章ですし、プロデューサーである近藤社長も「定年までには完結させたい。」と言っているので、後10年未満には完結するでしょう(笑)

私が生きているうちに終わりそうで何よりです……。

本作のオススメ度は?

《閃の軌跡》が長すぎてシリーズをプレイしてしまった人に本作はオススメはしません。

むしろ本作こそ《閃の軌跡》の完結編でもあるため、もし復帰するなら次回作から復帰することをオススメします。

本作はむしろ《零の軌跡》~《閃の軌跡Ⅳ》までプレイした方に向けた”総合完結編”のような位置づけ。

シリーズをプレイしていない人はまったくついていけません。チンプンカンプンで終わります。

その意味では通常のオススメ度はゼロです。

逆に《閃の軌跡Ⅳ》をプレイした人へのオススメ度は100点。

エピローグとして本作をお楽しみください。

© 2020 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.

創の軌跡_ブログ表紙

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この記事を書いた人

ゲーム大好きパパゲーマー『まげる』が、独断と偏見でお送りするゲームブログです。

メインはプレイしたゲームの感想レビューとなり、ゲームに特化した記事を投稿しています。

ゲームに対しては甘口ですが、開発者に対しては辛口傾向にあります。

一応、10年以上ゲーム業界で働いているゲーム屋でございます。
(だから開発陣には身内感あってちょっと辛口)

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