【Ghost of Tsushima】日本人では作れない和風オープンワールド最高傑作!|70時間プレイレビュー

TOTAL

4.3/5

Ghost of Tsushima

  • 和のテイストあふれる世界観と背景
  • 簡単で爽快感のあるバトル
  • ロードの早さ
  • 中盤から終盤にかけてのマンネリ感
  • 黒澤モードの雨に黒が混じっていない

5/5

ゲーム性

5/5

快適性/UI

4/5

グラフィック

3/5

音楽

1274年(文永11年)に蒙古軍が対馬に襲来した『文永の役』をモチーフとした物語。
当時の日本は鎌倉時代であり、時の執権は北条時宗。

驚くべき快適性と分かりやすさを兼ね備えた作品となっており、ストレスを感じるケースがほとんどありません。

最たるところがローディング時間。

マップは基本シームレスで進行するためローディングはありませんが、いわゆるマップのワープ的な機能を使った際のローディングも驚くほど速い。

機能・技術・演出・カメラワーク・操作性など、全てが丁寧でクオリティ高く開発されている傑作です。

この記事の内容

タイトル情報

製品名Ghost of Tsushima
プラットフォームPS4
ジャンルアクション/アドベンチャー
発売元 (株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント
開発元Sucker Punch Productions
発売日2020年7月17日
CEROZ(18歳以上のみ対象)

レビューサイト評価

Metacritic(メタスコア)83
Metacritic(ユーザースコア)9.2
Amazon(JP)4.7
Amazon(US)4.8

Amazonの評価が4.7/4.8と高評価なのに対して、Metacriticのメタスコアが83に留まっているのが注目ポイント。

(ユーザースコアは9.2と非常に高得点)

83点とは2020年に発売された米タイトルにおいて第5位の点数のため、高得点と言っても過言ではないでしょう。

しかし、ユーザーからは9割以上の支持を得ているタイトルとしてはやや点数が低く見えるのも事実です。

実際にメタスコアで低評価であったメディアはどんなコメントを残しているのでしょうか。


GAMECRITICS.COM|50点

綺麗な風景の中を歩き回り、自分のペースで反復的なタスクをこなすことで、ある程度の娯楽を得ることができた。
とは言え、本作ではストーリーのお粗末さや退屈なミッションが課せられることも事実である。
PS4最後の締めくくりとしては物足りなさを感じるが、技術的な限界に挑戦して創造的なリスクをゼロにした本作は、PS4世代の締めくくりとしてはやはり相応しいのではないか。

Digitally Downloaded|60

所々のゲームプレイは素晴らしく非常に面白いと感じた。ただし、本作はストーリーの要素で大きく失敗している。黒澤明にインスパイアされた歴史叙事詩を作ろうとしたが、黒澤作品の模倣として失敗に終わっている。

GAMINGbible|60

本作は素晴らしいオープンワールドゲームであり、期待されていることは全て満たしているがそれ以上のことは何もしていません。PS4最後の独占タイトルの1つとして、目新しい要素が何もないことが残念です。


メタスコアはゲーム系メディアのレビューとなるため、新しい試みがないタイトルに対して厳しめのレビューをするメディアもあるということ。

その意味では珍しいタイトルかもしれません。

それでは、以降は私が実際にプレイして感じたレビューとなります。

絶景と世界観と一体化したナビゲーションシステム

何といっても風景の美しさは本作の特出すべき点。

対馬を良い意味でゲームとして再現しており、馬に乗って走り回るだけでも楽しめます。
(実際の対馬は山や草木が多くとても馬では走れないような場所も多いそうです)

フォトモードが搭載されているのも納得。個人的には様々なシチュエーションの海を眺めるのが好きでした。

また海には数々の蒙古船が停泊しているのも世界観を表しており良いポイント。

海の壮大さと、綺麗さと、そして蒙古船の多さによる絶望感が何ともマッチしていて圧巻でした。

そして、それらを100%活かしているのが本作のUI。

景観を損ねないために無駄なミニマップやナビゲーションを削除。代わりに導入されているのが『誘い風』と呼ばれる表現。

©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.

目的地をセットすると、風が目的地まで導いてくれるシステムとなっています。

文永の役は『神風』が吹いたことで勝利したと言われていることから、風をモチーフとした見事なナビゲーションシステムを実装しています。

道路に点線が表示されるナビゲーションは確かに分かりやすいですが、この世界観と一体化させたナビゲーションは「お見事!」の一言。

現実でもゲームでも方向音痴な私でも、全く道に迷うことがありませんでした。

バトルは囲まれることに注意するだけ

このゲームはカウンターが基本です。

基本は相手が斬りかかる(突こうとする)のをはじくか、回避してカウンター一閃!

そのため、囲まれてと四方から斬り掛かられてしまうと厳しい戦いとなります。

なので敵がウジャウジャ出てきたら、とりあえず逃げて一対一のシチュエーションを作ることが大切です。

©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.

また真正面から敵と戦わなくとも、暗殺といういわゆる隠れて斬りかかる行為も可能。

その他にも「くない」「煙玉」等の暗具というアイテムがあり、これを上手く使うことで敵を簡単に倒すこともできます。

このようにアクションが苦手な人に対するフォローも多く採用されているため、バトルで苦戦して投げ出してしまうようなバランスにはなっていません。

©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.

敵を倒すことを優先して暗殺・暗具を最大限活用するか

武士の誇りを大切にして真正面から戦うか

……それはあなた次第。

ただし、残念ながらボス戦では暗具を使うことはできません。真正面から倒してやりましょう。

中盤を過ぎたあたりでマンネリ感

非常にストレスなく快適なゲームですが、基本的には蒙古兵たちを倒すだけのゲーム。

特に、サブクエストは『会話→移動→モンゴル兵を倒す→会話』というワンパターンも多く作業感が強い印象でした。

マンネリ感があるならメインストーリーのみ進めれば良いのですが、マップにあるサブクエストが解決しないのはどこか気持ちが悪い。

©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.

そのためやはりサブクエストに時間を費やしてしまう……そんなモヤモヤを抱えた中盤から終盤あたりまで続きました。

例えば「暗具を使わない。」「暗殺をしない。」など、セルフ縛りプレイをして新鮮さを維持するなど工夫が必要かもしれません。

実際、私は途中から基本的に暗殺をしないプレイに切り替えました。

ただ、この飽きに関しては個人差があるので、50時間以上プレイしても飽きない人は飽きないと思います。

サブクエストもやや退屈な物語ながら、時代劇を思わせるような内容が多いです。

とは言え、プレイが一辺倒になりがちなところは、本作の数少ない弱点の一つかと思います。

本作のオススメ度は?

本作は、近年稀にみる完成度をほこる傑作であることに疑う余地はありません。

個人的に、ここまで楽しめたオープンワールドゲームは《Horizon Zero Dawn》以来です。

そのため、オープンワールドゲームをプレイしたことない人は、本作こそファースト作品としてはぴったりです。

(逆に本作が快適すぎるため、他の作品をプレイすると不満が出てしまう恐れもありますが……)

ちなみに本作の主人公はお世辞にもイケメンではないのですが、声優がONE PIECEのゾロ役である中井和哉さんなんです。

このあたりはオタク心をくすぐる配役だなと感心しました。声の感じも主人公のイメージに最適。

和訳に関しても、とても外国産のゲームとは思えない時代劇的な台詞まわしとなっておりほぼ完璧。

その辺りも含めてスキのないタイトルになっています。

ただ最後にひとつだけ。

黒澤モードを実装するなら雨に黒(墨)を混ぜて欲しかったです。最初に雨の色を確認したのは私だけではないはず。

\本作が気になった人はこちらから/

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント
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この記事を書いた人

ゲーム大好きパパゲーマー『まげる』が、独断と偏見でお送りするゲームブログです。

メインはプレイしたゲームの感想レビューとなり、ゲームに特化した記事を投稿しています。

ゲームに対しては甘口ですが、開発者に対しては辛口傾向にあります。

一応、10年以上ゲーム業界で働いているゲーム屋でございます。
(だから開発陣には身内感あってちょっと辛口)

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